近年、経済成長が停滞し、デフレ環境の中では、厳しいコスト削減を行って搾り出した利益であっても
実効税率約42%の法人税等(事業税、住民税を含む)がコストとして負担することになります。
過去にいくら法人税等を多額に払っていても、欠損金の繰り越しは認められても欠損金を過去に繰り戻して、
過去に支払った税金は取り戻すことはできません(注)。
いかに税金をコストとしてコントロールすることが、会社経営者の責務です。
(注)平成21年税制改正により限定的に認められています。
さまざまな節税策があります。
現在利用できないが、過去利用された節税策には、航空機のレバレッジドリース、逓増定期保険、減価償却が多額に計上できる海外不動産投資商品がありました。
現在利用できるものは、わずかではありますが、まだ税法上可能な投資手法や金融商品が存在します。